マンションリノベーションがきっかけで始めたDIY初心者の私ですが、端材の活用で意外にも大満足のヘリンボーンローテーブルが作れてしまいました!
DIYをする人にとって端材は本当に宝の山なのかもしれません。
今回も設計図を作成しておりますので、作ってみたい方は参考にしてみてください。
![TerA](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/Prof.jpg)
リノベーション中に余ったアカシアのフローリング材をどうしても再活用したい!
そんな想いで始めた我が家のDIYを紹介させていただきます。
木目はとってもおもむきがあって美しいのですが、ただただ板を並べるだけの柄ばかりだとどうしても変化に乏しいインテリアになりがちです。
そこで登場するのが今回制作したヘリンボーン柄。
使用した工具
![使用した工具](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_204741366-1-1024x768.jpg)
- マキタ ドリルドライバー10.8V
- マキタ 電動丸ノコ10.8V
- メジャー
- 三角定規
- ビス
- 紙やすり
- 水平測定器
- クランプ
天板をカットする際に電動丸ノコは必須かと思います。
よかったらこちらもご覧ください。
※丸ノコを使用するので作業台があるとはかどります。
材料と費用
![オールドビレッジ クリアーペーストグレーズもワトコオイル ダークウォルナットもとってもオススメ](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_204809689-768x1024.jpg)
先に費用についてお話しますが、今回はリノベーションの際に使用した材料の余り、他のDIY制作に使用した材料の余りを使用しましたので、追加で購入したものはほとんどありません。
今回の材料の出所はベッド制作した際の余りです。
『[設計図有り]DIYダブルベッド!初心者にも出来た作り方。材料は余ったフローリング材を再利用』
こういう余った素材の再利用でひとつの家具が出来てしまうのもDIYの醍醐味ではないでしょうか。
では材料についてです。
- ホワイトウッド(脚&天板枠)
- コンパネ(天板下地用)
- フローリング材(ヘリンボーン柄天板部分)
- ビス(呼び径3.3mm×長さ25mm)
- ビス(呼び径3.8mm×長さ75mm)
他、過去にネットで購入した材料の余りを使用しました。
使ったものは以下
“オールドビレッジ クリアーペーストグレーズ”は天板の仕上げコーティングに使用した材料です。
テーブルですので防水性を持たせるために使用しました。
ジェル状の本体を刷毛やウエスでペーストして使用します。
ほかでもよく使用していますが、独特の風合いがとても好きなのと、缶のデザインも◎。
コーティング剤にとてもオススメです。
ヘリンボーンローテーブルの作り方
![ヘリンボーンローテーブルの設計図](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/b597ded7d56d8ba1e5d998ba5999bdae-1024x614.jpg)
制作には1日にあたり4~5時間の作業で数日かかりました。
長丁場になるかもしれないのでゆっくり腰を据えてやりましょう。
DAY1.材料のカット&塗装
![作業台があると非常に便利](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220605_031605663-scaled-e1657229015275.jpg)
![カットの量が多いので、丸ノコに掃除機を接続してもそれなりの木屑](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220619_050050081-scaled-e1657229044645.jpg)
![材料はサイズがわかるようにメモ](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220605_035627728-scaled-e1657229036767.jpg)
![木の色味を見てヘリンボーン柄を仮組み](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220702_213259427-scaled-e1657229074683.jpg)
まずは丸ノコを使用しての材料カット。
我が家の丸ノコは10.8Vですので、駆動音は掃除機程度の騒音です。
それでも夜は迷惑な音なので、日中に使用するなど近隣への配慮も考えて丸ノコを使用しましょう。
- 1.材料を計測してカットする
- 2.カットした材料にヤスリがけ
- 3.ワトコオイルを塗布
- 4.天板下地のコンパネにカットしたフローリング材を仮置きして好みの木目を見る(コンパネはのちほど天板サイズにカットするので、取り扱いしやすいサイズで用意する)
- 5.好みの木目が出来たらボンドを使用してフローリングを固定する
(フローリングの取り扱いは指定のボンドがあったりするので、むやみに木工用ボンドでいいというわけではありません※接着に使用したボンドは[材料と費用]に記載)
ヘリンボーン柄にする天板の材料は隣接する木材の色や木目を見て、好みの場所に仮並べするのがポイントです。
DAY2.天板をカット
![ヘリンボーン天板が美しい](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220703_091952338-scaled-e1657229108748.jpg)
![溝埋めにUVレジンを使用](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220703_045246423-scaled-e1657229101552.jpg)
![ダイソーで売ってたものを2本](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220703_043217438-768x1024.jpg)
ボンドが完全に乾いたら、天板下地のコンパネと一緒にカットしていきます。
こうなると一気に天板感が出てワクワクしてきました。
カット後は紙ヤスリでバリを除去。
天板の溝埋めにはダイソーのUVレジンを2本使用しました。
(マスキングとかではみ出し防止をするべきでした。失敗。)
DAY3.天板の完成
![ボンド使用後クランプでしっかり固定](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220704_120057792-scaled-e1657229129263.jpg)
![し釘も使いましたが、ビスのほうがしっかり締め上げられて良かった](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220704_235854517-scaled-e1657229137630.jpg)
![枠との溝はパテで溝埋め](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220705_104417080-scaled-e1657229146736.jpg)
![天板にコーティング](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220705_104533268-scaled-e1657229153639.jpg)
天板に木枠を接続していきます。
なるべく反りのない木材を選び、板の表と裏を合わせていくのがポイント。
ボンドで接着して接続後クランプでしっかり締める。
ビス(呼び径3.8mm×長さ75mm)を使用して補強していきます。
(ドリルで下穴をあけてからビス打ちします。)
接続完了後パテを使用して溝埋め。
パテが完全に乾燥したら全体をヤスリがけしてならします。
天板にオールドビレッジ クリアーペーストグレーズを塗布してコーティング。
数回塗布することによって防水効果がしっかりしたものになります。
(私の場合、かなり厚めの5回塗りしました)
乾燥後600番や1000番などの紙ヤスリでならします。
DAY4.脚を接続して完成
![ダイソーのL字金具](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_103334980-scaled-e1657229160241.jpg)
![直角になるように調整](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_103347215-scaled-e1657229167541.jpg)
![脚裏には保護材](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_104247427-scaled-e1657229174821.jpg)
ビス(呼び径3.3mm×長さ25mm)とL字金具で脚を天板内側に固定。
今回はコの字型の脚になります。
底面との固定はビス(呼び径3.8mm×長さ75mm)を使用。
(ドリルで下穴をあけてからビス打ちします。)
脚が直角に接続出来るように調整しましょう。
脚の接続後は脚裏面に保護材を貼り付けます。
(4隅に貼れば十分だと思いますが、贅沢に貼り付けちゃいました笑)
![脚を接続する前に水平も確認しましょう](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_104523736.PORTRAIT-768x1024.jpg)
使用感
![DIYしたヘリンボーンローテーブル①](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_104610657.PORTRAIT-scaled-e1657229200512.jpg)
![DIYしたヘリンボーンローテーブル②](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_104711996.PORTRAIT-scaled-e1657229222100.jpg)
![DIYしたヘリンボーンローテーブル③](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_104624614.PORTRAIT-scaled-e1657229207471.jpg)
床と同じフローリング材ということもあって、ベストマッチなヘリンボーンローテーブルに大満足です。
横並びの板目だけだとやっぱり単調になりがちですが、やっぱりこういうアクセントがインテリアの変化に良かったと思いました。
今回は脚をアイアンにしようかとか、黒に塗装しようかとか、天板の色を変えてみたらどうかとか…。
(結局材料をなるべく買い足さないように、あるもので仕上げました)
とにかく色々と考えながら制作したので、実際は記載の日数よりも長い制作日数になっています。
実質制作時間の目安にしていただければと思います。一旦テーブルとして機能するので今回はここまでにしますが、後日ちょっとだけカスタムしてみたいので、その際は追記したいと思います。
2022.07.09追記
![無骨さが渋いアイアン素材](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220709_050856573.PORTRAIT-scaled-e1657343998830.jpg)
![小物置きにピッタリのアイアンラック](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220709_050918030.PORTRAIT-scaled-e1657344006166.jpg)
![リモコン置き場の見えない収納](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220709_050946913.PORTRAIT-scaled-e1657344015316.jpg)
![ちょっとだけ無骨さをプラス](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220709_051054073.PORTRAIT-scaled-e1657343989247.jpg)
全部ダイソーアイテムで追加カスタムしました。
マガジンラックはアイアンのワイヤーネット+木素材の丸棒をアイアンペイントで塗装。
(テーブル内側にはリモコン置き場)
サイズのちょうど良かったアイアンバーで小物置き場。
まとめ
![木目の変化がインテリアのアクセントに](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/PXL_20220707_104637839.PORTRAIT-1024x768.jpg)
平日は夜に帰宅するのでまったく作業できず、土日の日中にしか作業していないので、かなりの間部屋に作業台が鎮座しておりました笑(なんだかんだ1ヶ月くらいチマチマやってました)
木屑もかなりの量が出ましたが、掃除機を最大限活用してキレイに作業できたと思います。
なによりほとんど全ての材料が端材や余り材で出来た満足感も大きいです。
リノベーションがきっかけで始めたDIYですが、私のようなDIY初心者でも出来たので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回はフローリング材を使用しましたが、ヘリンボーンなら他の材料でもおしゃれな仕上がりになると思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。