リノベーション中にも、完成したあとにも取り付け可能なDIYアイディアとして、我が家でDIY施工したウォークインクローゼット(以下WIC)の話を紹介させてください。
今回も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
我が家のWICは約3帖。
両サイドにアイアン製ハンガーパイプをインストールしたのと上部に棚を取り付けただけの、シンプルなWICです。
このインダストリアルな雰囲気漂うアイアンハンガーパイプの魅力と取り付け方について紹介いたします。
おすすめ理由
最近良く見かけるようになったアイアンハンガーパイプ。
DIYブームの追い風もあって「toolbox」や「RESTA」、「RoomClip」などをチェックしている人も少なくないのではないでしょうか。
我が家の目指したインテリアの雰囲気は、インダストリアルでありつつも尖りすぎないよう木の雰囲気も大切にしています。
我が家の様子は
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アイアン製ハンガーパイプと言えば、なんだか無骨な感じがしますが、最近では黒いパイプの他に白く塗装されたものがあったりして案外どんなインテリアでもきっとマッチします。
出典:toolbox
アイアン製ですので、その強度も確かなもの。
我が家のハンガーパイプでも約60kgほどの重量がかけられる仕様になっています。
そして組み方の自由度が幅広いのも特徴で、L字型やコの字型やバータイプなど、WICのみならず自分の家にあった形をインストール可能であることも取り入れやすいポイントです。
基本的にはビスで固定するだけのDIYですので、要領と準備さえあればそれほど難易度の高い作業ではありませんでした。
設置方法
実際に使用した設計図と合わせてご覧ください。
我が家ではロングコートをかけた下にも収納が置けるように設計しました。
(本職がグラフィックデザイナーということで、Adobe illustratorを使用して設計図を作っています。)
こういう用途に合わせて付け方を変えられるのもDIYのいいところ。
設計図
まずはきちんと「どんな風に使用したいか」をイメージする必要があるでしょう。
設計図とまではいかないまでも、床から何センチ、長さは何センチと設置したい箇所にあったパーツを選定します。
設計を始める段階で、設置したい箇所に設置が可能かどうかの確認もしましょう。
こういったものを使用して、壁の中にきちんと下地があるかどうか確認します。
石膏ボードだけだったり、薄い板だけの下地には設置できません。
本体の重量+かけた衣類の重量に耐えきれず大惨事になりますので絶対にやめましょう。
こういうのもリノベーションだと、壁施工の際に下地をいれる計画が出来るので安心です。
用意するもの
- 電動ドリルドライバー
- マスキングテープ
- 水平計測器
- スケール
- 高所の場合は脚立
電動ドリルドライバーについてはこちらをご覧ください。
ハンガーパイプがきちんと水平に設置できているか確認するための器具も必要です。
安価なものだと100円均一にも販売されています。
設置工程
1.下地の確認
まずは前述した下地の箇所にマスキングテープで印をつけておきます。
フランジ(バーを壁に固定する丸形のパーツ)は必ず下地のある場所に固定しましょう。
2.フランジを付ける箇所に印をつけて下穴をあける
ドリルビットを使用してフランジ付属のビスを打ち込む場所に下穴を開けます。
我が家の場合はこれを使用しました。
3.本体を取り付ける
ここまできたらあとは本体を取り付けるだけです。
注意点としては
・水平計測器を使用して、きちんと水平が取れているか確認すること
・ビスは一気に全部しめない。全部のビスを軽く打ち込んでから最終的にしめる。
です。
本体も重量があるので、安定感のある脚立を使用するなど、しっかり安全を確保して行いましょう。
使用感
壁や天井に固定するハンガーパイプは脚がないので空中収納が可能になります。
これによりWICのみならず、「部屋干し用に窓際に設置したい」や「吊り下げディスプレイに活用したい」など、アイディア次第で様々な活用法があります。
我が家の場合も一般的なクローゼットのハンガーポールの位置よりもかなり高所に設置したことで、丈の長い衣類をかけつつもその下に収納を置き、WIC内のスペースをフル活用しております。
下地設置もしっかりしてあったため、グラつきやきしみもなく、とても頑丈で男前なハンガーパイプは我が家のお気に入りのひとつです。
まとめ
我が家では写真のパイプがWICの両面に設置されています。
当初は“toolbox”で購入しようと考えていたんですが、当時欠品となっており、色々と探し回った結果下記の商品を取り付けました。
前述したとおり、仕上がりは大満足しておりますし、自分で取り付けたこともいい思い出として愛着のあるハンガーパイプです。(ついでにコスパも良かったです)
“toolbox”ではサイズのオーダーメイドも可能となっています。
設置箇所にお悩みの場合はそちらも検討してみてはいかがでしょうか。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。