どんな家庭でも最低1本くらいはドライバーをお持ちだと思いますが、「DIYとかしないし、電動ドライバーとかいる?」という意見も少なくないのではないでしょうか。しかし組み立て式の家具の購入時にも大活躍の1本であることや、買ってよかった実際の使用感をレビューさせていただきます。
私の場合、マキタの掃除機を購入したことで興味が湧いたのが同メーカーの電動工具。
我が家ではロボット掃除機のサブ掃除機として[マキタ コードレス掃除機CL107]を愛用しております。
マキタ製品を購入したことで興味が湧いたのが同メーカーの電動工具。
掃除機付属のバッテリーが10.8Vだったので、我が家では10.8Vタイプの電動工具を使用しております。
結論から申し上げますと、電動工具もとても良いものだと感じましたのでご紹介させていただきます。
10.8Vの軽量コンパクトな取り回しの良さ
軽量手軽な電動工具として注目されているのが10.8Vバッテリーの電動工具です。
10.8Vの電動工具は過去にも販売されていましたが、ここ数年間で急激に10.8V電動工具は存在感を増しているシリーズでもあります。
10.8VのDF333Dと18VのTD171Dなどで比較すると、本体サイズも非常に小さく、バッテリー装着時の重量も10.8Vタイプの方が400g軽くなっているのが特徴です。手に取るとコンパクトで軽い印象を受ける本体になっています。
プロの業者さんでは18V電動工具が主力ですが、自分のような素人DIYレベルの人間には10.8Vで十分なパワーを感じられましたし、やはり少しでも軽いほうが圧倒的に扱いやすいと実際に使用して思いました。
そこそこのDIY作業で連続使用すると、腕の負担が半端ないので重量の軽さは選ぶ理由のひとつとして十分だと思います。大工さんの18Vも持たせてもらいましたが、この重量の差は10.8V製品の大きなアドバンテージではないでしょうか。
使いまわしできるバッテリー
バッテリーはマキタ製品間で互換があるため、流用
することができます。
例えば、マキタのコードレス掃除機で使っていたバッテリーを電動ドライバーにセットして使うことができます。
我が家ではドライバーの他に、掃除機と丸ノコをマキタで揃えて使用しています。
バッテリーのラインナップは2種類。
大容量の4.0Ahのバッテリーもありますが、これも大きい分だけ重量もあるので我が家ではコンパクトな1.5Ahのものを使用しています。
注意点としては、バッテリーや充電器などの電源周りはメーカー純正品を使いましょう。
非純正品は発火や爆発したなどの事故が過去にあったように、リスクのある商品です。
っといいつつも、非純正品も実際に購入してみました。(安いんですよね)
爆発こそしないものの結果は散々でした。
2個ほど購入して1個は充電不可の不備があり、交換対応していただいたものの、届いた商品はさらにまた充電不可の不良品。もう一度交換対応していただきましたが、数回充電したあとすぐに充電不可になり諦めました。
安心の老舗メーカー
マキタ製品を選んだ理由はいくつかありますが、我が家で最初に導入したマキタ製品が10.8Vコードレス掃除機でした。これをきっかけにマキタ沼がはじまったわけです。
せっかくマキタデビューしたのだからバッテリーを使い回せる他の製品も使ってみたくなり、次に購入したのがドライバドリルDF333Dでした。
これはマンションリノベーションでDIYをしようと決めた時すぐに購入しました。
電動工具といえばマキタの他にも数々のメーカーが出していますが、プロにも愛用者が多い老舗メーカーだけあって、もしも必要なくなって(もっと高パワー製品に買い替えたいなど)手放すときも、マキタなら換金性が高いというのも決め手のひとつでした。
また、同じバッテリーで使い回せる商品が多いのも魅力です。
インパクトとドリルドライバーの違い
とても似ている商品ですが、大きくは用途に違いがあります。
インパクトドライバー
- ネジ打ち作業において超パワフル
- 大工さんには必須の電動工具。
- 繊細な調整は苦手。
ドリルドライバー
- トルクはインパクトより弱いがドリルモードがある。
- 木ネジ打ちや穴あけが得意。
- 繊細な力でネジ締めが出来る。
- ネジ締めの力を細かく設定できる。
我が家の場合は木材に対する穴あけ用途でも使用する予定があったのでドリルドライバーを選びました。
自分のような素人DIYの目線からでは「どっちもネジ締め出来るんでしょ」くらいのあさはかなチョイスではありましたが、使ってみた結果無事にこれ一本で思い通りの制作が出来ました。
穴あけに関しては「ドリル」って書いてあるくらいなので、ドリルドライバーの方がキレイな穴が開けられるようです。
我が家の場合は木材用途でしたが、もしもコンクリートや金属などにも穴あけする用途であれば、HP333Dシリーズが10.8Vタイプの同シリーズのドリルとなります。
DIYに必須の電動工具
DIYに必須の電動工具はいくつかありますが、すべて揃えるのはなかなかの出費がともないます。
- インパクトドライバー
- ドリルドライバー
- インパクトレンチ
- 電動丸のこ
- ジグソー
- ディスクグラインダー
- 電動サンダー
- 電動カンナ
- 電動トリマー
- 電動ルーター
上記にあるようなアイテムが代表的な電動工具ですが、私の場合はなるべく必要最低限で木工DIYにトライしたいと思い、兼用できるアイテムは兼用する事にしました。
入門用としても必須なのは前述したとおり、電動ドライバーももちろんですが、
- 電動ドライバー
- 電動の切断アイテム
この2アイテムに絞りました。
まず電動ドライバーは今回紹介させていただいておりますドライバドリルDF333D。
これはネジ締め、穴あけ、ボルト締めの用途はもちろん、場合によっては専用アタッチメントを使用してグラインダーやサンダーとしても使用できるハイパーマルチツールに拡張することも可能です。
切断に関しては電動ドライバーの拡張で不可能ではないのですが、刃物になりますので危険かなと思い、専用のアイテムが必要だと感じました。
そこで私が選んだのは電動丸ノコです。
最後までジグソーと迷いましたが、わりと大きな木材をカットする予定がありましたので、丸ノコに決定しました。ジグソーは曲線のカットなど、繊細な木工に向いています。
正直電動サンダーも欲しいところですが、まずは入門編ということで必要性に応じて対応していきたいと思います。
丸ノコに関しては別記事にて詳しくお話しています。
電動ドライバーのまとめ
電動工具は様々なメーカーから出ているので「どこの商品がいいの?」と迷っている方は、前述した理由からマキタ製品をおすすめ致します。
DIYをしない方も、DIYが好きな方にも十分におすすめ出来るアイテムではないでしょうか。
我が家のリノベーションの際に大活躍してくれたのは言わずもがな。
私にとっては棚の取り付けや、家具の組み立て、ちょっとした作業やDIYの際にも、いつも共にいた相棒です笑