冬のキャンプは備え次第で快適さが雲泥の差になるものです。
特に就寝時の準備は万全で挑みたいもの。
そんなキャンプでの睡眠レベルをグッとアップする、頼れる味方が今回ご紹介する2WAYコットです。
コットの中でもこの2WAYというものは1台でローコットにもハイコットにも組み替えることができる便利アイテムです。
コット1台もそこそこのお値段がするものなので、ローとハイを別々に買い揃えるよりもこれ1台でOKなぶんお財布に優しいギアです。
![TerA](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/07/Prof.jpg)
状況に合わせてカスタムできるから、背の低いテントでも使えるし、ベンチみたいな使い方も出来て便利。色々なシーンに対応できますよ。
ローコットとハイコットのメリット・デメリット
![ローコットは天井の低いテントにオススメ](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/08/24213098_s.jpeg)
![ハイコットは快適だけどかさばる](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/08/2802508_s.jpeg)
まずはローコットとハイコットの特徴についてご紹介します。
ローコットのメリット・デメリット
ローコットは高さが約20~30cmくらいのものです。
メリット
軽量でコンパクトなのでバイクキャンプなど、荷物の容量を減らしたいときに便利。
天井の低いテントに入れても圧迫感が軽減出来ます。
デメリット
脚が短い分、地面からの温度の影響を受けやすい。
また、ベンチとして使用する場合、低めなので腰にきます。
ハイコットのメリット・デメリット
ハイコットは高さが40cmくらいものが主流です。
メリット
高さがあるので、地面からの温度の影響を受けずらい。
ベンチとして利用してもそれなりに快適。
デメリット
収納時はそれなりのサイズでかさばります。
展開時もその大きさゆえに小型のテントに収まらない場合があります。
天井の低いテントだと天井からの圧迫感がひどい。
2WAYコットのメリット・デメリット
そんなハイコットとローコットのいいとこ取りなのが2WAYコット。
就寝まではハイスタイルでベンチに、就寝時はロータイプにしてベッドにしたりなど、シーンに合わせて臨機応変に対応可能。
また、ハイコットタイプだと天板に板を敷いたりすればテーブルとしても利用できます。
ソロでも多人数でもキャンプに行く人は、テントを使い分けたりするものですが、そんな場合もコレひとつで十分!
2WAYコットのメリット
・利用シーンに合わせて対応可能な利便性
・荷物はハイコット程度なのに2つの使い方できる
2WAYコットのデメリット
・ハイ・ローコット単体に比べてお値段がはる
購入した2WAYコットはTOMOUNT
![TOMOUNT コット アウトドアベッド 2021改良版](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3-1.jpg)
数ある2WAYコットの中から私が購入したのは“TOMOUNT”の2WAYコット。
スペック
重量:2.7kg、耐荷重:120kg
使用時サイズ:「ハイ」約:190x65x38cm、「ロー」約:190x65x18cm
収納時サイズ:(約)53x18x12.5cm
材質:フレームは7075硬質航空アルミ合金、600Dオックスフォード生地
生地:通気性と耐水性があり、肌触りが柔らか。
メンテナンス:生地は水や中性洗剤でクリーニング可能。
TOMOUNTは2021年に設立のわりと新しいブランドです。
近年人気のおしゃれな雰囲気のキャンプギアを販売していますが、その多くは他ブランドのリデザインのギアが多い印象を受けます。
しかしそのクォリティーはそこそこいい感じに仕上がっていて、なおかつお財布に優しいブランドです。
ロゴがオシャレなのも好印象。
TOMOUNTのワンポールTCテントも使ってましたが、有名なサーカスTCワンポールテントなどと比べてもまったく不満のない充実っぷりでした。昨冬ではお世話になりました。
そんなお財布に優しいTOMOUNTの2WAYコットが最高でした。
2WAYコットはちょっと有名なブランドのものを選ぶと大体1.5万円くらいするんですが、私が購入した時で1万円以下の価格でしたよ!
ちょこちょこクーポン発行やタイムセールも実施しているブランドなので、お得な時期にゲットするのが経済的です。
![](https://kurashinipeace.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
TOMOUNTの2WAYコットの使用感
![特に力はいらない設計](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/08/PXL_20220831_095707938.PORTRAIT-scaled-e1661940384831.jpg)
![脚も差し込むだけ](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/08/PXL_20220831_095959171.PORTRAIT-scaled-e1661940375908.jpg)
![ワンポイントの赤いフレームもカッコいい](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/08/PXL_20220831_095935997.PORTRAIT-scaled-e1661940349233.jpg)
一番気になるのはこのフレームの組立てではないでしょうか。
はっきり言い切りますが女性でも簡単ですし、組立時間も数分です。
力はほとんどいりませんが、テンションがかかるフレーム部分の取り付けはお子様にはオススメ出来ないかなぁと思いました。(皮膚を挟んだりしたらめちゃめちゃ痛そう)
ロースタイルからハイスタイルへのトランスフォームは脚の付け外しだけなのでこちらも簡単ですが、12本もあるので紛失注意です。
寝心地は言わずもがなバッチリでした。
きしみ音などもなく、広さも有名ブランドのサイズ感と変わらず、ひとり用としては十分なベッドです。
まだコットで寝たことがない方は、コットの寝心地を知ると地面で寝ていたことを後悔するかもしれません笑
私の場合はコットの上にさらにマットを敷いて、その上にシュラフを敷いて寝ます。
朝まで超安眠です。
まとめ
![寝心地も利便性も最高でした](https://kurashinipeace.com/wp-content/uploads/2022/08/PXL_20220831_100128349.PORTRAIT-1024x768.jpg)
TOMOUNTはお値段のわりにクォリティーが良い印象のブランドなのでよくチェックしていたんですが、この2WAYコットも張りがよく(寝心地よく)期待を裏切らないギアでした。
私のようなソロでも多数でもキャンプに行く人には本当にオススメできるコットだと思います。
カラーのラインナップもタンカラーやオリーブカラーが多めの、近年よく見るおしゃれキャンパーに人気が出そうなブランドです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。