コロナ禍によって旅行の自粛を余儀なくされ、その代わりにキャンプが大流行することとなりました。
そういう私も昨年からキャンパーデビューした初心者ですが、秋キャンから始まって雪が降り積もる冬キャンも経験し、すっかりその魅力にハマりました。
そしていよいよソロでもキャンプをしてみたくなり、ソロ用テントの購入に至ったわけです。
今回はファンを熱くさせ続けるキャンプギアのお話です。
ひとりでキャンプって何が楽しいの?という声も聞こえて来そうですが、その楽しみ方は色々。
ただただ美味しいものを食べるのもよし、大自然を楽しむのもよし、焚き火を楽しむのもよし、準備もギアもコンパクトなソロキャンプだからこそソロキャンプ同士で自慢のギアを持ち寄ったグループキャンプもよし。
楽しみ方は人それぞれで全然OK。
そこで数あるテントの中から私が選んだのはGOGlampingの“ G・G PUP パップテントTC”です。
圧倒的コスパが凄い
様々なデザインがあるテント。
ワンポールのティピー型やツールームテントなども使用したこともあって、今まで使ったことのないパップテント型を選んだわけですが、なんといってもこのテントを選んだ決め手は、その圧倒的なコスパ!
同価格帯のパップテントと比べても、この機能性を兼ね備えたパップテントは無いのではないでしょうか。
しかも純正の前幕が出たことによって、パップテント特有の狭さも軽減でき、ソロキャンのみならず二人で宿泊することも可能なくらいの広さになります。
夏キャンプでの使用はもちろん、冬キャンプまでこれひとつで対応できる凄いやつです。
素材と機能
GOGlampingの“ G・G PUP パップテントTC”は4シーズンOK!
夏のキャンプでは涼しさを重視して考えたりするものですが、冬キャンプはその逆で暖かさを考えなければなりません。
特に北海道の場合、冬は氷点下の中ひと晩を過ごすわけですから命にかかわります。
4シーズン対応のこのテントには夏にも冬にも便利な工夫が施されています。
素材はポリコットン(TC生地)
多くのテントがナイロンやポリエステル素材を採用していますが、冬キャンプをするならポリコットンやコットンテントの方が暖かさが断然違います。
本体はポリエステル(テトロン)65%とコットン(綿)35%を混紡したTC生地。
耐久性、遮光性、難燃性に優れていて、火の粉があたっても穴が空きにくい素材となっています。
この生地の性能のおかげで、跳ね上げスタイルにしつつその下で焚火なんかも出来ちゃいます。
また表面には防カビ・撥水加工が施されていて、耐水圧は500mm。
通常の雨や雪であれば、一切の心配は無用です。
多機能な煙突口+三角窓が標準装備
テントのサイドには煙突口と三角窓があり、ファスナーで自由に窓を開閉できます。
夏は窓として使用すれば、クローズスタイルでも風通しは抜群。
テント背面にも通気口があるのでさらに快適です。
スカートは便利な4シーズン対応
スカートとはテントの裾にあるヒラヒラした部分です。
これがあると冬は風や雪が入り込むのを防ぎ、暖が取れやすい便利機能です。
また冬以外のシーズンではスカート巻き上げ用ループも付いているので気候に合わせて使い方が色々。
サイドウォール付きで快適性アップ
ダブルジッパーを備えたサイドウォールも標準装備。
横からの雨風や砂埃、周りの視線を遮ることができて快適性がアップします。
内容物とオプションの前幕って?
先にオプションの前幕の話をさせていただきます。
っというのも、この純正オプションがあったのも、購入の決め手だったからです。
この前幕を付けることによってテント内の広さが拡張され、大人が二人寝ても大丈夫なほどの室内になり、跳ね上げスタイルにするとタープがいらないほどのスペースが確保できます。
また、テント自体の大きさも人気のbundokソロベースexと比べても若干広く背も高い仕様になっています。
前幕自体の仕様も今現在見かけない前幕の真ん中にダブルジッパーが付いてる設計で、出入りがすごく便利。
中央で分割して片方だけ跳ね上げスタイルなども出来て、張り方の自由度も魅力。
前幕側部はポールへの取り付けもマジックテープで楽ちん。
ちょっと残念ポイントはよくみると少しだけ色が違うところ。
前幕の内容物は以下
[収納サイズ](約)36x16x16cm(セット重量)約2.1kg
・前幕本体×1
・自在付きロープ×4本
・ペグ×8本
・キャリーバッグ×1枚
跳ね上げスタイルをする場合はポール付属していないので、別途用意する必要があります。
テントの内容物は以下
[収納サイズ](約)W57xD18xH18cm(重量)約7.1kg
・フライシート×1
・インナーテント×1
・ポール×4本
・自在付きロープ×8本
・ペグ×19本
・キャリーバッグ×1枚
よく収納時にバッグがギュウギュウなテントもありますが、ほどよくぴったりサイズでした。
2つ合わせて約9.2kgですので、それなりの重量。
ポリコットンテントの唯一の弱点はその重さではないでしょうか。
使用感はどんな感じ?
設営は初めて張ってみて30分くらいで出来るくらい簡単でシンプルな作り。
ひとりでも設営できました。
前幕有りでの室内の広さは思っていたよりも断然快適。
コットを2台縦に並べても多少の荷物が置けるほどの広さがあります。
メッシュインナーテントが付いているのも流石。
ほどよい広さは冬に暖房を使う時の効率も◎。
4シーズン対応の機能性をもっていて、本体22,980円+前幕6,980円で、かなりのお得感がありました。
付属の自在金具付きロープが金具大きめで使いやすい印象を受けました。
付属のペグはプラスチックの部分が割れそうだなぁという心配がありましたが、全部無事に設営撤収できました。
インナーテントの天井が若干ブランブランな感じがしますが、クリップなどを利用すると2箇所吊り上げ部分が増やせるので、安定した吊り下げ感が出ました。
こんなのあったらいいなぁと思うカスタム
パップテントは基本的にソロで使用する想定で作られているイメージなので、今のままでも十分な機能です。
しかし私のように子供と2人で使用するような場合、インナーテントは1人分の広さしか無いのでなにかしらの工夫が必要です。(夏の虫対策)
そこで虫対策として窓にメッシュを貼ってみました。
これは家で網戸を新設したい時に使う素材をカットして使用しています。
設置は両面テープなので微妙に固定が難しかった。。。
本当はダブルファスナーで元々このメッシュが付いていたらさらに最高だなと思います。
読者様でなにか良いアイディアがあったら逆に教えてほしいです。
2022.10.5追記
二又ポールを追加購入したのでコチラの記事も是非参考にしてください。
公式からのサプライズがありました!
2022.07.13追記
ツイッター経由でGOGlampingさんからメッセージをいただきまして、非売品の防水バックを提供していただきました。
他にも別のアイテムを提供してもらった例もあるようなので、SNS等で詳細なレビューを発信してみるといいかもしれません!
こういう配慮は初めてで驚いたのと、当ブログを読んでいただいたとのことでしたので、とてもありがたい気持ちになりました。
大切に使わせていただきます。GOGlampingさんありがとうございました!
まとめ
パップテントといえば、軍幕とも言われ、元々は兵士が野営をするときに使用されていた簡易シェルターのデザイン。
この由来から無骨な印象があるのもファンを熱くさせる一因ではないでしょうか。
今回はソロ用のテントをご紹介しましたが、これからキャンプをしてみたい方や、もうテントは持ってるけどソロキャンもしてみたいなっていう方にもとてもおすすめ出来るテントだと感じました。
前述したようにGOGlampingの“ G・G PUP パップテントTC”は4シーズン対応で機能性抜群ですので長く使っていけるテントだと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
後日同ブランドから純正の二又ポールが発売されたのでこちらもレビューしました!