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[工事前に必見]マンションリノベーションで後悔したこと。同じ失敗をしないために気をつけること。

リノベーション

この記事ではリノベーションでの失敗談をまとめています。

これからリノベーションする方が同じ経験をしないで済むよう、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。


そもそもマンションリノベーションには制限が付きもの。中古マンションリノベーションは万能ではないのです。
それはそうですよね。現状の状態がベストだと思って建築されたものを作り変える作業なんですから。

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しかし「4LDKをリビング広々の1LDKに」みたいな通常の分譲マンションではなかなか無いような間取りを新築よりも断然リーズナブルに実現出来るのはリノベーションの醍醐味ではないでしょうか。

皆さまが、不自由な部分も含めて「この家のここが大好き」と思えるような家造りが出来るようこの記事がそのお役に立てたら嬉しいです。

まずマンションにおいては共用部分というものがあり、そこに関しては手を加えることが出来ません。
玄関ドア、バルコニー、外に面している窓(内窓はOK)、これらが共用部にあたります。
もともとの作り上、配管の位置を移動するのが難しいというケースもありますので、ダメなものはダメと潔く諦めることも肝心です。

他にも我が家の例でいえば、

・配管の入り方の都合でアイランドキッチンは非常に難しかった。
・キッチン背面の壁はコンクリート躯体なので、壁付けの棚が付けられない。
・エアコンの向きが微妙だけど、配管の都合でどうしようもなかった。

などなど潔く諦めた箇所も多々あります。

しかし、購入に至る前に調べられることもあるので、可能な限り得られる情報を得た上で契約しましょう。(構造や管理状態など)

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後悔ポイント3選

概ね希望通りに実現できた我が家ではありますが、それでもやはり後悔ポイントは存在します。
家造りにおいて100%の想いを実現するのはかなり困難なことだと念頭において計画されたほうが良いでしょう。

1.お風呂がそのまま

内装のほぼ全てを解体するスケルトンリフォーム(フルリノベーション)をした我が家ではありますが、あくまでほぼスケルトンです。
トイレ、浴室、洗面所は逆にほぼそのままにしました。
理由は予算です。
ユニットバスを取り替えるには、安くても大体60〜80万円くらいはかかる見積りだったんですが、こだわりと予算をリビングダイニングに注力した結果、この3つの箇所に関して「必要最低限」と決め進めました。
っと言っても、いまだにどうすれば浴室の予算が捻出出来たのか今になってもわかりません。
後悔ポイントと言っても、「そもそももっと予算を用意する必要があった」というリノベーションに対しての知識が浅かったことです。
(トイレと洗面台はあまり気になってないんですが、ホント浴室は…。)

2.洗面所の床鳴り

手を加えなかったところがほぼすべてということになるのかもしれませんが、床鳴りに関しては本当に失敗しました。
予算の関係で洗面所もほとんど手を加えない施工ではありましたが、床のクッションフロア、壁紙、スイッチ&コンセント、ダウンライト、これらは交換したんです。
なぜ床もきちんと補強してもらわなかったのか…。
床鳴りどころか築年数の古い物件そのままなので、新しく敷いたフローリングの床よりも明らかにフワフワとした心もとない床のふみごこちなのです。トイレも同じ床ですが、こちらは面積が狭い分それほど気になりません。
洗面所の床鳴りとフワフワ感はホントに後悔ポイントです。洗濯機が床を突き破ってしまわないか毎日不安です。

3.寝室が若干せまい

DIYで制作したベッド

我が家の寝室には自作のダブルベッドが鎮座しております。
あとは人ひとり歩くくらいのスペースしかありません。
そして寝室からウォークインクローゼットへとシームレスに繋がっています。
さらにクローゼットからは引き戸を1枚へだててトイレと洗面所のある玄関踊り場へと続いていて、部屋全部が回遊できる状態になっています。
これは洗面所にある洗濯機から最短でクローゼットの収納へと行くことが可能になるよう製図しました。

寝室の広さは後悔と言うほど大げさではないんですが、全体の間取り自体をもっと有効活用できたのではないかというポイントでした。

間取り変更も簡単な工事ではありませんので、色んなパターンを熟考されることをオススメします。

リノベーションの際に押さえるべきポイント

多岐にわたる作業を同時進行で行われるリノベーション。
しかも施主は初めてのことだらけで知識の吸収が追いつかない。
そんな状態では思い通りの竣工(完成)を迎えるのは難しいでしょう。
ここからは我が家が気をつけたポイントをご紹介させていただきます。

1.議事録を残す

議事録はとても重要

工事の打ち合わせは、質問したりされたり、その質問の回答までに期間があったり(他業者に確認など)、色々な方々に携わっていただくので、やり取りが何度も何度も行われます。

回答に対してまた新たな疑問が生まれてさらに回答までに時間がかかったり、そんなことを繰り返しているうちに「あれってどうなってたんだっけ?」「これはこういったはず」という具合に曖昧になったりします。

多岐にわたる事案の記録を残すというのは大変な作業ではあるものの、これをやっててよかったと思ったこともたくさんありました。やりとりをメールなどの文字で残しておくことも記録として役立ちます。

2.工事の流れを把握する

のちのDIYのために、自宅の構造をしっかりと把握するといいですよ

施工スケジュールというのも担当者と共有していくかとは思いますが、実際は現場の状況で流動的に変わったりします。
「何にどのくらい時間がかかるのか」「この作業は何人でするのか」「何をどういう順番で制作していくのか」
プロに任せているから心配無用と人任せにするのも悪くはないんですが、せっかくのご自宅が出来上がっていく過程をしっかりと共有するのを楽しんでみてはいかがでしょうか?

壁の基礎組みの段階では「下地をどこにいれるのか」「壁の中に配管や電線はどのように入っているのか」「ビスが打てない箇所はどこにあるのか」これらを把握しているだけでも、のちのちの役に立つことが多くありました。

3.リノベーションの様子を記録しておく

リノベーションはきっと一生の思い出になります

リノベーション前の状態はもう二度と見られないものなので、ぜひなにかしらの記録を残しておくのをオススメします。
当時は自分でもリノベーションのことをブログで発信しようなどと考えてもいなかったことですが、人は考えが変わる生き物です。なにか思いついた時に素材すらないとなにも出来なかったりします。
思い出にもなりますしね。
施工前だけでなく、スケルトンの状態も合わせて撮影しておくとストーリーのようにビフォーアフターを振り返ることができるのもリノベーションの楽しさではないでしょうか。

マンションリノベーションで後悔したことまとめ

前述したようにいくつかの後悔談はありますが、いざ生活が始まってしまうとそれほど気にはならないものかもしれません。
我が家の場合は、後悔ポイントよりも大好きポイントの方が大きく、個人的には満足感が上回っています。(作ったところが後悔ポイントじゃなくてホントによかった)

他にもコンセントの位置が家具を途中で変更したことにより、若干ずらすのを忘れていたとか小さな失敗はあるものの有意義な家造りを体験させていただきました。

私生活も忙しい中、新居の計画を練り上げるのは楽な作業ではありません。
それでも妥協するときっと後悔するので、腰を据えてしっかりと向き合ってください。

下記の記事ではこの記事とは逆に、大好きなポイントもまとめてみました。
皆さんの家造りの役に立てたら嬉しいです。

『マンションリノベーションのこだわりとお気に入り。大好きを具現化するアイディア。』

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