いまだ大人気の銘品テント“サーカスTC DX”を利用中のキャンパーはよく見かけます。4シーズン使える本当に素晴らしいテントだと筆者も思っています。
しかしながら「お気に入りのテント、キレイにたたみたい…」「え？適当にたたんだら収納袋に入らない！」
こんなお悩みをお持ちのサーカスTC DXユーザーのキャンパーも少なくないはず。
この記事では筆者がやっている“完璧な”たたみ方を図解でご紹介します。
筆者が使用しているテントはTOMOUNTのワンポールテントTC（2023.1月現在販売していません）で、サーカスTC DXに非常に酷似したテントを使用しています。
サイズ感もほぼ同じなので、この記事でたたみ方を参考にしてください。
この記事はこんな人に読んで欲しい。
◯サーカスTC DXをキレイにたたみたい。
◯たたみ方が覚えられない…キャンプ場で手軽に見ながらたたみたい。
◯サーカスTC DXの収納袋がキツキツすぎて入らない。
サーカスTC DXのスペックをおさらい
銘品テントと名高いテンマクデザインのサーカスTC DXはいまだ大人気のテントで4シーズン使える機能性も兼ね備える便利なテント。
しかしこの5角形というカタチゆえか収納時のたたみ方に頭を悩ますキャンパーが続出。
おまけに同封の収納袋がまたピッタリサイズで、キレイにたたまないと袋に収まらないという自体も発生。それでもこのテントを愛してやまないキャンパーは多く、そんな悩みを解決する様々なたたみ方を提唱するキャンパーが同時に多く存在する。
スペックは以下のとおりです。
生地 : TC素材（ポリコットン：ポリエステル：TC＝65:35）
組立てサイズ：420×442×280cm（5角形型ワンポールテント）
収納サイズ：63×27×27cm
総重量 : 約12.3kg
［同封物］張り出し用ポール×1、ペグ（本体用）×16本、ペグ（設営ガイド用）×1本、張り綱×6本（２種）、収納ケース×4、設営用ガイドセット
※サーカスTC DXは2022年5月入荷分を最後に生産終了し、「サーカスTC DX+」にマイナーチェンジします。
“完璧な”たたみ方とは？
筆者が行っているたたみ方が何故にオススメかというと“ほぼ全ての工程をグランドシートの上で完結できること”です。
お気に入りのテントはキレイに収納して、また次回も気持ちよく設営に向かいたいですよね。
この記事をブックマークしておけば、いちいち覚えなくてもその場でさっと見ながら手順通りに折りたたんで収納可能です。
もちろん収納袋への収納もバッチリ！
それではさっそく各ステップごとに図解でご紹介します。
使用しているグランドシートはサーカスTC DXにシンデレラフィットのiBeamedのグランドシートです。
STEP1
まずは中のポールを抜いて、全てのファスナーを閉じます。
（前と書いている場所は入り口があるところです）
その後図のようにAとBの箇所のペグを抜きます。
次にAをCの地点まで持っていき、ループをペグに引っ掛けます。
（引っ掛ける順番などの指定はありません）
STEP2
テントの頂点を持って、BをDの位置まで下から送り込みます。
3箇所のペグで固定されているので、特にズレを気にすることもなく出来ると思いますが、バサーっとやったり足を使って蹴るように押し込んでいく感じでOKです。
Dの位置まで送り込めたらBのループをDのペグに引っ掛けます。
STEP3
こうなると頂点から半分に折ったような状態になります。
ここからは3角形を整えていくイメージになるので、収納に対してのイメージもつきやすくなるのではないでしょうか。
ただ、次のSTEPでちょっと面白い事があるのでぜひ実践していただきたい！
STEP4
はい。図を見ておわかりいただけたと思いますが、なんと違う面にプリントされたロゴがピッタリと半分で合わさります笑
だからなんだって話かもしれないですが、大きい面を揃えてたたんでいく手順で進めていますので、このたたみ方だと風にも強く安定した撤収が可能なのも利点。
STEP5
ここまでくると収納袋サイズへの完成はもう間近。
ここからは全てのペグを抜いて、グランドシートの上で作業を進めます。
頂点を持ってズズーっとグランドシートの中央まで引きずってください。
残す工程は3角形を4角形にするたたみ方ですので特に迷うこともないかもしれないですが、なるべく生地同士が重ならないようにたたむ事でよりコンパクトになるのがポイント。
STEP6
最後は袋に入ったポールを軸にして、クルクル固く巻いていきます。
収納袋は上から被せるようにして入れるとやりやすい。
以上で収納袋への収納が完了です。
いかがでしょうか？きちんと全ての工程がほぼグランドシートの上で完結しましたよね？
完璧と言っても過言ではないこのたたみ方ですが唯一の弱点は、
雨の日はキツイ！です。
雨の日は厚めのビニール袋などにゴチャーっと入れて、帰宅後に干しましょう；
ちなみに少しくらいの濡れ加減なら収納袋に入れたままちょっとだけチャックを開け、布団乾燥機のノズルを入れてスイッチをONにするとコンパクトに乾燥できて楽ちんです。（何かあっても自己責任でお願いします）
まとめ
筆者は同種のテントを主に冬用として利用しています。
丁度いいサイズ感と室内空間で、広すぎず狭すぎず暖房効率が良いのが魅力です。
他のシーズンはというとまた別のテントを使用していますので、シーズンが変わると「あれ？このテントどうやってたたむんだっけ？」とおさらいすることもしばしば。
今回は自分へのおさらい用としても記事に残しておきたかった内容になりますが、同じようにおさらいが必要なあなたのお役に立てると幸いです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
冬キャンプで利用している様子はコチラ
